2014/06/15

破損したLi-Po充電池の後始末

割とお手軽に買えるけど管理が厄介なものは意外とあって、筆頭はリチウムイオン充電池ではないだろうか。
気が付くとラミネート型のLiPoセルやリチウムイオン(LIB)が幾つか転がっている。 個人的には2010年あたりに買ったものが多い。

Li-ion/LiPo系の充電池は、過充電やセル破損、短絡により急激な反応が起こると膨張、発煙が起こり、最悪発火するリスクが存在する。 最近は輸送にも制限がついたりしてきて、なかなか扱いに困ることが多くなってきた。
  手持ちの電池では気をつけていたが、外装が破損したものがあって、気が付くとパックが膨らんでしまった。



まだエネルギーは相当残っていて、そのまま捨てると発煙してしまうかもしれない。完全に放電させる方法を調べると、ラジコンの世界では塩水に漬けて放電させるらしい。

セルの電極が塩水に浸かることを確認して、そのまま塩水に漬けてしまうのがよさそうだ。

満充電に近いため、あまり活発に反応されても困ると思い、念のため大半のエネルギーは電子負荷に接続して放電させた。 電池パックは保護回路が付いているが、放電時にはセルの電極を直接接続する。放電レートは電圧が2Vを切った時点で限りなく下げる。 完全放電させることは難しく、電子負荷を切り離すと、数十分で電圧が2V程度まで復活する。



容器に塩を溶いた水を入れ、中にセルを沈める。 電気分解による気泡が出てきた。
このまま1週間ほど漬けておいたところ、気泡も出なくなっていた。

ひとまず廃棄に進めそうだ。

LiB管理においては、保管を管理し、異常事態になったら投入できる金属缶を用意しておくと、万が一の事態にも対処できて良いと思う。

先ほどのバッテリは、もともとSpinnerの制御系電源に使っていたが、モーター駆動としては放電レートが向いていなかった。500mA程度が精一杯で、それ以上流そうとすれば電圧降下が大きすぎる。 そのためモーター系はエネループで駆動させていた。

 個人的にはエネループでほとんどの用途が間に合っている。 直並列を加減して必要な電圧/容量のバッテリを組めるのは便利だ。 もうすこし消費電力が大きいものを作るなら、ラジコン用のバッテリと充放電器を揃えようと思う。

一度きりの使用で本気を出すなら、割とチート性能なリチウム乾電池を使うことにしている。 軽量で、動作温度範囲が二次電池よりはるかに広い。 値段も結構するけれど、最近はスマートフォンの充電用か防災枠かわからないが、コンビニでも普通に見るようになった。 (長期保存が可能なのも特徴の一つ)