tag:blogger.com,1999:blog-4212206704787858312024-03-13T19:05:55.276+09:00毛虫計算機:Blogkent`s prototyping memorandumUnknownnoreply@blogger.comBlogger355125tag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-42040047090163839262023-07-17T12:22:00.010+09:002023-07-17T19:58:49.149+09:00CANトランシーバーを使わずにCAN通信をする CANバスの物理層は差動通信で、RS485の様にマルチドロップ接続が可能。 自動車におけるノイズ環境でも通信が成立するように、トランシーバICには様々な対策が施されている。 一方で、基板にマイコンを複数載せて、例えばブロードキャストメッセージを含んだ通信をさせたいとなったとき、ハードウェアとしてデータリンク層にあたるコントローラが実装されていて、メッセージフィルタ等が可能なCANバスは魅力的だ。しかし、長くても1m未満の配線長で差動ドライバのバスを駆動するのは電力的なペナルティが大きい。CANバスの構成 トランシーバーには5Vレベルと3.3Vレベルの製品があり、車載以外だと省電力化のために3.3Vバスを採用する例があるらしい。(電圧が低いほうがドミナント時の電流は下がるので)製品によってはフォールトトレラントのための様々な機能が付加されている。 トランシーバーをつかわず、UARTの様Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-90641786448106200242023-07-17T11:32:00.002+09:002023-07-17T11:32:14.739+09:00UNO R4 Minimaの仕様を眺めるCANバス内蔵Classicボードたち。 しかし割高になってしまった…Uno R4 Minimaを入手したので遊びつつ、どのような実装になっているのか、仕様を眺めてみた。UNOは現在のArduino製品の中ではClassic Familyというカテゴリに入っており、歴史的なフォームファクタを継承している。ルネサス製MCUの採用で話題だけれど、5V単電源動作可能なARMマイコンとしては高機能だ。要点としては、初学者向けのClassicファミリにCortex-M4が降りてきて、内蔵RTC、DAC出力、CANバスといった機能にもAPIレベルで対応しているという点になる。 スペックだけ見ると、反射的に3.3Vで動いてほしいとかいろいろ要望が湧いてくるが、ターゲットはあくまで初心者なのを忘れないようにする。 (いい感じの互換ボードに期待)ボードとピンマップを眺める公式サイトのボード紹介ページでは、Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-76941288334306013132023-04-22T20:04:00.004+09:002023-04-22T20:11:54.916+09:00Saleae Logic pro8(1年前に書いていて投稿を忘れていたので放流) ゼロ年代後半 個人的にオシロも持っておらず、プロトコルアナライザもデバッガの概念もなかったころ、デバッグ中の基板にはAMモードにした広帯域受信機(DJ-X11)を近づけて動作検証していた。 一昔前の5V動作の16bitマイコンはクロックの放射ノイズも大きく(周波数拡散クロックなんて無かった)、ループ処理の過程でピーとかザーとか激しく主張していた。UARTもRS232レベルシフタを通していたので、文字送信があるたびに チ、チ、チ、 とリズムを奏でていた。書き込まれたプログラムが止まってしまうとそうした喧噪も止まり、ユニバーサル基板の切れ端とUEW線とリード抵抗の足の切れ端だらけの机はホワイトノイズに包まれた。 機器間通信が増え、処理性能とソフトウェア規模が肥大化し、無料版の純正ツールやフレームワークに落とし穴Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-51866491113175461532023-01-02T14:41:00.008+09:002023-01-03T10:56:15.321+09:00新春マクロ撮影テスト2022年に投稿するのをすっかり忘れていたら2023年になっていた。ということで今年もよろしくおねがいします。主題としては、手元のマクロ撮影機材を比較する話。デジタル一眼レフとしてK-70を導入して数年になるが、最近ようやく標準ズームレンズ以外のレンズとしてHD PENTAX DA のマクロレンズ 35mmF2.8 Macro Limitedを入手。 マクロ撮影の領域については、Olympus TG-5でほぼ網羅されている。ほぼというのは、手軽さを追求した結果であり、一眼で真面目にマクロ撮影をしてこなかったという背景がある。一眼のキットレンズでも数十センチ離せば基板写真は撮れるので、画質の必要な用途でも棲み分けができていた。 iPhone13proもマクロ撮影が可能だが、こちらは普段あまり使っていないので比較に加えた。テスト撮影の被写体として、Arduino Dueを使う。適度にUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-28762258229467320772021-05-31T00:27:00.015+09:002021-06-03T12:34:18.411+09:00週末電波天文自宅で電波観測衛星運用で鍛えた心眼(?)を鈍らせないために、天体観測の延長で電波観測設備を構築してみることにした。 ひとつのきっかけはSkyWatcherのAZ-GTI。自動架台として数kgの物体を振り回せる能力があるのを知って興味が湧いた。 さらに21cm線専用のLNAを見つけた。SDRのオプションとして製造されたものが、安価に入手できる。 果たして都市雑音に包まれ、携帯基地局が林立する都市部という悪条件でも検出できるだろうか。 装置構成 先行事例に習い、アンテナと受信系はまず流用で済ませる。例1 https://spectrum.ieee.org/geek-life/hands-on/track-the-movement-of-the-milky-way-with-this-diy-radio-telescopeUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-19750558702093248182021-05-05T17:25:00.002+09:002021-05-31T11:50:35.682+09:00最近の基地局閑話 近所に某社の4G基地局が生えてきた。柱の埋設を含めて工事は半日程度で終わっていた。今どきの基地局ハードウェアがどうなっているのかを詳細に観察できて面白い。 構成自体はアンテナ3基クラスタにGNSSアンテナという一般的な構成。腕がやけに太いなと思ったらRTSという電動架台が各アンテナに取り付けられているモデルだった。Youtubeに開発元のプロモーション映像があり見てみると、遠隔で角度指定して首振りする様子が紹介されている。動いているのをみるともはやロボットである。 PVで謳われているように、一部で電動架台が採用されるメリットはいくつかある。都市部の基地局設置場所はすでに飽和しているので、後発局の立地は必ずしも見通しが効くとは限らない。近所に背の高い建物が建ったりすれば、伝播環境は変わってしまう。後からアンテナ方向の調整を行うにしても、微調整を人の手でUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-48010948040144497372021-02-01T17:00:00.016+09:002021-02-02T11:49:51.971+09:00新AVRの内蔵温度センサを試す AVRにはADCの内部入力として温度センサが搭載されているものがある。シリコンダイオード方式ゆえに製造工程で特性がばらつくため、個体毎に面倒な校正作業が必要となっていた。http://ww1.microchip.com/downloads/en/AppNotes/Atmel-8108-Calibration-of-the-AVRs-Internal-Temperature-Reference_ApplicationNote_AVR122.pdf 新しいmegaAVR-0やTinyAVR-1、AVR-DAはXMEGAの系譜なので、内蔵温度センサの校正係数があらかじめSignature ROW領域に記述されている。これを読みだしてキャリブレーションを行う手順がデータシートに記述されていたので試してみた。 Arduino Nano Everyで試せるサンプルUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-48575166104018739852021-01-24T23:52:00.011+09:002022-01-05T22:59:44.152+09:00新しいAVRのメモ(2020~)新AVRのラインナップが増えたので整理した。(2021年更新) 現時点でラインナップに上がっている新しいAVRのシリーズの周辺機能を、旧来のものと比較してみると次のようになる。(TinyAVR-2はこれを書いていた2月時点ではまだ評価ボードの出荷のみだった) AVR-DA/DB TinyAVR-2 共通項・12ビットADCを内蔵した・Vref電圧が使いやすくなった(ADCのビット数に合わせた値に)・バス数の増加TinyAVR2・USARTが2chとなった・ADCはプログラマブルゲインアンプ(PGA)を内蔵。・DACは外部出力が削られた(内部ではアナログコンパレータやADCの入力へ繋げられる)AVR-DA・全電圧範囲で24MHz駆動できる・10bitDAC搭載AVR-DB・DAの特徴に加えアナログ機能へ特化。OPAを3つ内蔵 ただしタッチ検出機能は削除・主クロックに外Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-1797171402686036062021-01-20T23:46:00.009+09:002021-01-23T15:28:12.081+09:00電源管理モジュールの製作2021年が始まった。去年も仕事はあったけれど、納品先に実際に出向いたのは一度だけだった。 日常がじわじわ侵食されていく中、今年はどうなることだろう。 そういう状況下では、実験装置の構成を、どこでも誰でもできるようにしておくという作業がたくさん出てくる。 最小限の装置でPC単体での遠隔開発が行えるような手段。似たようなものはお仕事でもワンオフで何度か作ってきて、今までも役立ってくれている。ということで昨年は仕事の合間に組み込み部品としての試作をいろいろ行っていた。 実際のところ、単体ではマイコン付きFETとシャントモニタでしかない。最近遊んでいるTinyAVR-0をMCUとして載せている。機能としては以下のとおり。・電源ONOFF制御・INA226による0.5mA単位 ~4A程度までの電流測定、アラート通知・電圧(スイッチ前後)の測定 セルフチェック機能Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-68542792469062510822020-08-29T12:45:00.002+09:002021-02-12T01:07:26.603+09:00Raspberry Pi High Quality Cameraを試す
https://www.raspberrypi.org/products/raspberry-pi-high-quality-camera/ ソニー製の1/2.3型 12Mピクセルのセンサモジュール(High Quality Camera)がPi Cameraのラインナップに加わった。 個人的に手持ちの産業用ズームレンズを評価するのにちょうどよさそうなので入手してみた。 背景としてはCマウントレンズがガラクタ箱の中でなぜか増殖しており、我に返ってみれば、Cマウントレンズ沼の中に膝まで浸かっているのだった。 1/2.3型といえばハイエンドスマートフォンでもおなじみのフォーマットだけれど、フルサイズ比で倍率は約5.6倍となる。同じ画を撮るための焦点距離が短くて済む利点がある。OlympusのTGシリーズや、Nikonの超望遠コンデジなどUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-38252038757422761132020-06-07T21:34:00.006+09:002021-04-30T16:56:54.154+09:00車載冷凍庫で簡易低温環境試験 作ったものを投入してスイッチを入れると、温度に関連する不具合が観察できる不思議な箱を作ってみた。 一品物の装置の動作確認をするとき、極端な温度環境下の挙動を調べておくことで防げるトラブルは結構多い。それは半田の品質だったり、受動部品の定数だったり、ハードウェア設定に起因するソフトウェアの挙動だったりする。とある案件で、外部から提供されたファームウェアがバージョンによって全く違う温度挙動を示したのにはだいぶ苦しめられた。急冷スプレーでも確認はできるけど、再現性のある試験には使いにくい。 本格的なサイクル試験は環境試験装置の出番なので、以下の確認だけを目的とする。 コールドスタート試験、不良個体のスクリーニング。 温度センサの動作確認。 クロック回りの回路の定数調整 低温におけるプロセッサの内蔵OSC周波数などの観察&Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-34607196890586413012020-05-30T12:08:00.005+09:002020-10-24T10:17:44.980+09:00Arduino CLIの導入
Arduinoのコマンドライン環境 arduino-cli を触ってみる。
屋外設置のRaspberry pi3A+に導入し、接続した独自ボードに書き込みができる環境を構築してみた。 結論から言うと、一度コンフィグが済んでしまえば、コンパイル、アップロードはとても快適。
手順を調べた時の環境 (2020年4月)
実行環境 : Raspberrypi 3A+ , Raspberry pi 3B, RaspberryPi4B(4GB)
OSはRaspbian Burster(v7)で共通
バイナリ: arduino-cli_0.10.0_Linux-ARMv7.tar.gz
SSHターミナル:MovaXterm (Windows10)
ボード: Arduino Uno, Arduino互換機 (Sanguinoベース)
最初の工程は大まかに4Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-88926169299005737212020-04-06T20:06:00.000+09:002020-04-29T23:47:01.356+09:00屋外受信局の設備更新
屋外にRaspberrypi2を設置してから、もう4年が経過していた。そんなに負荷をかけてないからか、SSHで定期的にメンテしていたけどSDカード不良になることもなくSDR鯖として動いてくれた。
いままでの屋外BOXは入れ物の選択、構造、気象対策については問題なかったといえるけれど、小さくてコネクタも増設できず、ちょこっと試したい装置を取り付けるにしても取り回しが悪かった。なので今回は箱を大型化し、不満点の解消に努めた。
設置性やコネクタ回りのハンドリングを改善
イーサネットHUBを設置
外部装置への電源分配機能
余ったスペースにボードコンピュータを設置
ボックス回り
AC100Vラインは屋外用の防水延長ケーブルをそのまま箱に導くので、延長コードの先が防水容器になった形。
コンセント部はキャップ構造になっており、やや小さい外形でUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-56917405704353362362020-03-05T20:27:00.001+09:002020-04-29T12:01:25.261+09:00UMPCもどきの製作3 構造のくみ上げ
UMPCもどきの2つ目の制作記事からまた半年が過ぎた。
その間に、RaspberyPi4が国内入手できるようになっていた。が、電力設計などでまだ扱いづらいところがある。アイドル状態で結構温かくなるサードパーティーのヒートシンクを触っていると、専用のPMICが無いRaspiの弱点が目立ってきたように感じる。
今回はBT接続の小型キーボードのデッドストック品の入手をきっかけとして、唐突にWaveShareのHDMI接続5.5インチOLEDモジュール(Raspi3用)のフレームを作成した。
その流れを生かし、ハンドヘルド端末として骨組み構造をプロトタイプしてみた。
始まり
中古で手に入れたキーボードはエレコムのTK-GMFBP029BKという製品。 日本語46キー配列。2012年にiPhone向けの英語配列モデルUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-75652686167216248532020-02-10T15:08:00.002+09:002020-02-12T10:07:51.916+09:00スケーラブル植木鉢
日々の開発の途中、息抜きで多肉植物のための自動照明植木鉢を作っている。単体で卓上栽培できる全自動化が目標だ。
動機
多肉植物は、季節によって必要な日照量がかなり変化する。 また日本の多湿な気候ではかなりデリケートなものが多い。日照が少なければ徒長してしまうし、水の量を間違えても腐ってしまう。
水はスケジュールに従い、むしろ水やりしすぎないようにすればいいけれど、日照管理は窓辺など場所が限られてしまう。 そもそも観賞したいのに、窓辺に遠ざけるのも悲しい。
単純にLED灯で栽培する例はいろいろあって、多肉専用のおしゃれなLED照明(USB 5V給電)なども売っている。フレキシブルなLED灯を改造し、栽培灯の自作もしたけれど、手動で点灯管理する必要があり、一鉢しか育てられないため、株個体が増えてきた場合にその都度5VUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-3450593241456390642020-01-28T01:04:00.001+09:002020-02-11T11:07:05.390+09:00ISS軌道を撮る
天頂を通過するISS 380km分の航跡が写っている
国際宇宙ステーション(ISS) の可視パスを撮り始めた。
仰角が80°を超える好条件では、天頂付近でマイナス4等星近くまで明るくなる。
人々の暮らしの頭上を人類の宇宙基地が音もなく渡っていく。 第一宇宙速度で移動しているにもかかわらず、400㎞も離れると見かけの移動速度は航空機に近い。
参考:ISSの可視パスを出してくれる便利なサイト https://www.heavens-above.com
可視パスでフィルタをかけ、予報の中で仰角が50度を超える好条件な日を狙うと良い。
三脚に設置したカメラでこの軌跡を撮るにはいくつか方法があるけれど、お手軽なコンポジット撮影を試みた。
Nikon1 J5に1 Nikkor 6.7-13mmを付けて待ち構える。
Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-9863710127229082772019-11-23T23:33:00.007+09:002021-05-07T16:18:32.574+09:00Arduino Nano Everyを試す
秋月で売っていたAtmega8と、感光基板でエッチングしたArduino互換ボードを製作してみて、次に本家ボードも買って… と気が付いたら10年が経過していた。
ハードウェア的な観点では、今は32bitMCUの低価格化、高性能化、低消費電力化が著しい。動作周波数も100MHz超えが当たり前で、30mA程度しか消費しない。
動作電圧範囲が広く、単純な8ビットMCUが不要になることはまだないだろうけど、クラシックなAVRマイコンは値上がりしており、価格競争力は無くなりつつある。
そしてコモディティ化により、公式ボードでは不可能な値付けの安価な互換ボードがたいていの需要を満たすようになってしまった。
Arduino Nano Every
https://store.arduino.cc/usa/Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-76417484370434234072019-10-17T19:08:00.000+09:002019-10-17T19:16:27.316+09:00Atom x5 タブレット
Coreiを積んだノートPCは重たく、冷却ファンの音が意外と大きい。ということで最近は型落ちのAtom x5なタブレットPCを携行している。
中古で手に入れた富士通のQ507/MEは、10型でフルHD、デジタイザと軽量キーボードがついていて、フルサイズのUSBが2ポートついている。
電源キャップ破損固体なので無効だけれど、一応防水、防塵の機種だ。
1代古いQ506/MEのカスタムモデルは一時期大量に出回っていたので有名だ。Q507と506を比べると、ただのマイナーチェンジかと思いきや、底部のアクセサリポートを除いてUSBポートの配置などが全く違って興味深い。
Atom x5-Z85XXを搭載したタブレットや2in1はたくさん出回っているけれど、どのメーカーの製品であっても長期間のスリープ後などに起動すらしなくなる不具合を抱えているようだ。
&Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-29491242462529861842019-07-20T18:51:00.002+09:002019-07-20T18:51:56.084+09:00UMPCもどきの製作2( 5.5inch AMOLEDディスプレイ)
前の記事からだいぶ時間が経ってしまった。
時間は常にDIYに味方する。画面の検討を再開すると、WAVESHAREからいくつか新しいディスプレイが登場していた。
https://www.waveshare.com/product/5.5inch-hdmi-amoled.htm
この5.5inch AMOLEDディスプレイをAliexpress経由で購入してみたので、筐体の設計のために仕様を確認してみる。
新型は従来と比べ、タッチスクリーンが静電容量式になり、USB接続になって汎用的な利用が可能になっていた。
従来と比べて操作性や画面品質は圧倒的に良くなっている。
付属品はRaspberryPi固定用のスペーサ、Raspi用HDMI,USB端子、そして短いHDMIケーブルとmicroUSBケーブル。
汎用的なマシンにつなぐ場合でも困ることはなさUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-66036450041461719562019-05-18T15:17:00.002+09:002019-05-19T00:34:15.035+09:00大きめの構造をプリントする
Adventurer3を導入して4か月が経ち、5月に入ってからPETGフィラメントを使っている。PLAと似て匂いは無く、やや柔軟性があって加工しやすい。
テーブルの傾き
テーブルが手前から見て右奥に向かって斜めに傾いており、特にPETGになると右奥の1層目が定着せずはがれるようになった。右奥まで使う広い造形だと、はがれて定着に失敗する。
右奥のプレートの下にアルミテープを斜めに張り付けて、奥に向かっての傾きを調節すると、PETGで10x10㎝を超える板状の造形も成功するようになった。
傾きなどは一度補正できてしまえばその後はしばらく無調整で使える。数値的に調整したいので、ダイヤルゲージを買って水平出しをしようと思う。
PETGのパラメーター調整も済んだので、150mm^3のプリントエリアを生かせる構造物としてUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-69680836695070122622019-05-07T02:16:00.001+09:002019-05-07T18:43:07.219+09:00高速試作フレーム
まとまった空き時間ができたので、プロトタイプ用のフレーム構造を製作していた。試作のお供、3Dプリンタの存在もあり、思いついたアイデアが間違っているかどうか、数十分待てば結果が分かる。
通信機を備えた遠隔システムのプロトタイプなので、HILSを構築するにしても、構造として統合したまま全機能の検証作業ができると良い。アプリケーションが決まっていれば、便利なSoCを使って基板一つに全機能を落とし込むのもたやすい時代だけれど、高性能なSoCやMEMSは大規模な需要のお零れなので供給期間は短く、依存性を下げて乗り換えやすくしておかないと小規模では割に合わない。
要求は以下のとおり。
・供給期間は最低5年くらい
・素早くテストしたい
・コンポーネントをとりかえて検証したい
基板をスタックしていく構造で、基板サイズは5㎝角にする。 Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-80911774186576779902019-04-03T19:45:00.000+09:002019-04-10T01:58:15.070+09:00Deskmini A300で自作
ASRockのMini-STXベアボーン Deskmini A300 でサブ機を組み立てた。
メインマシンより省エネな仕事用PCとして整備してみた。
構成
DeskMini A300
APU: Ryzen3 2200G (Radeon Vega8)
RAM: Team DDR4 2666 SODIMM 8GBx2
SSD: NVMe WD Digital BLUE SN500 500GB
Windows10 Home
組み立て
ケース自体もATX電源と同サイズ。M.2 SSDを使えばM/B上で全機能が完結する。
Mini-ITXですら大きすぎるように感じ始める。 木製PCケースを作っていた頃の苦労も今は昔・・・。
Deskmini専用のCPUクーラーが同梱されているUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-73360942836937369852019-03-14T16:42:00.000+09:002019-11-02T01:47:07.852+09:00型落ちのミラーレス機でレンズ沼
昨年の秋、Nikon 1 J2 を中古で見つけた。 すでに6年前の機種なので、標準ズームレンズ付きで1万円だった。
これは、光学系の性能を限界まで使うリモセン衛星のような撮像、画像処理技術を、誰もがそうと知らず日々使いこなし、オンラインに投稿している時代に、オフラインで光学系を試行錯誤する(レンズ沼に落ちる)記録。
いつの間にか所有していたCマウントレンズの特性を探る
SPACECOMの手動ズームレンズ G6x16-1.9 Macro-L
何年か前に中古で手に入れてあったもの。
1インチセンサ用で、35mm換算で約43~270mmの焦点距離となる。 マクロモードもあって、数センチからピントを合わせられる。
http://spacecom.co.jp/products/g6x16-1-9-macro-l/
小さいけど産業用ゆえ、金属製でUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-43717388706573443222018-12-20T01:18:00.000+09:002018-12-20T10:51:09.241+09:00CAL.4809の開発(2) ケース試作
CAL.4809のためのケースを設計してみた記録。
21世紀のかまど。 マインクラフト感がある。
思考する速度で試作したい
3Dプリンタを導入した。
個人的に初めて3Dプリンタ造形物のデータを作って、出力してもらったのが2012年頃だったので、すでに6年もの歳月が経っている・・・。 自己所有する機運が高まるのにだいぶかかった。 どうもハイプ・サイクル的な波が落ち着いた頃に導入する傾向がある。
いろいろ検討してみた結果、今年出た新型、Flashforge Adventurer3に決めた。 完成品で箱なので、机の下に設置しても大丈夫なのが決め手。
動作音は静かなインクジェットプリンタと炊飯中の炊飯器のファン音を足して二で割った感じ。 静音を謳うだけあってほとんど気にならない。
Z軸キャリブレーションだけでUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-421220670478785831.post-10204936186747701112018-12-19T18:19:00.002+09:002018-12-20T11:03:24.002+09:00CAL.4809の開発(1)
2018年の新作。ATmega4809を使った試作ということで、CAL.430FR(2015年)の後継機を製造した。
CAL.430FR https://blog.kemushicomputer.com/2015/03/cal430fr1.html
今回はケースの作成にも挑戦してみたので、3Dプリンタでの製造は別の記事にまとめる。
430FRはKiCadの練習で作ったけれど、それ以来3年間で設計、製造、実装した基板は結構な数になった。
今年は大きなプロジェクトも一段落したので、自分の趣味プロジェクトも原点回帰してみることにした。
3年半前の基板(左)と今回の基板(右)
シルクに印字したQRコード。思ったよりコントラスト不足で認識率が良くない 黒基板とかだとアリかも
36mm角の基板サイズ、Unknownnoreply@blogger.com