電源の取れない場所で使えるように、電池式のコードレスはんだこてを導入してみた。 FX-901 https://www.hakko.com/japan/products/hakko_fx901.html 少し前だと、ガス式ぐらいしか無くて、それはちょっと取り扱いが難しいので躊躇していた。 セラミックヒーター式で、単3x4本で動くのでお手軽だ。 新品のエネループを使用して、基板のハンダ付けをしてみた。 30分ほどの作業だったが、重たいのは別として、あまり電池式ということを意識することはなかった。 コードレスということで、ケーブルを意識しないで済むのは新鮮かもしれない。 ニッケル水素充電池だと、電圧が低いのでアルカリ電池よりもW数が下がるらしい。 最大温度がだいぶ変わるようだけど、基板の端子程度であれば、GNDパターンでも半田が溶けないということはなかった。 公式のPDFでは、もっと熱容量の大きな配電盤などの端子での比較が載せられている。 (特徴データというPDFを参照) なお、ニッケル水素のほうが放電カーブが緩やかで、長時間作業できるようだ。 増殖している・・・ とつぜん砂漠の真ん中でハンダ付けする必要が生じる場合は、予備の電池とともに携行しておくと心強いかもしれない。
kent`s prototyping memorandum