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新しいAVRのメモ(2020~)

新AVRのラインナップが増えたので整理した。(2021年更新)  現時点でラインナップに上がっている新しいAVRのシリーズの周辺機能を、旧来のものと比較してみると次のようになる。(TinyAVR-2はこれを書いていた2月時点ではまだ評価ボードの出荷のみだった)  AVR-DA/DB TinyAVR-2 共通項 ・12ビットADCを内蔵した ・Vref電圧が使いやすくなった(ADCのビット数に合わせた値に) ・バス数の増加 TinyAVR2 ・USARTが2chとなった ・ADCはプログラマブルゲインアンプ(PGA)を内蔵。 ・DACは外部出力が削られた(内部ではアナログコンパレータやADCの入力へ繋げられる) AVR-DA ・全電圧範囲で24MHz駆動できる ・10bitDAC搭載 AVR-DB ・DAの特徴に加えアナログ機能へ特化。OPAを3つ内蔵 ただしタッチ検出機能は削除 ・主クロックに外付け水晶が使える(XOSCHF) ・ポートCのI/O電源電圧は独立して設定できる(双方向レベルシフトできる)  新シリーズはどれも、アナログ機能の高精度化が施された。もともとXMEGAは12bit SAR ADCだったけども、レジスタ構成は結構違うし、Vrefなどの構成を見るとPICへ寄ってきているように見える。パッケージはDIPまであるので入門もしやすい。  TinyAVR-2は3㎜角のパッケージでもUARTが2ch使えて、12bitADCが載っている。Tinyと名がつくがCPU仕様は乗算器含めて共通なので、メモリとROM容量以外の処理能力はmegaAVRと一緒だ。  AVR-DA/DBはmegaAVR-0の上位互換となる。ピン互換もあり、ペリフェラル/ROM/RAMは増加し、64ピンパッケージが用意されている。 一番は内蔵オシレータへ手が加わり、電圧を気にせず最大周波数で動かせるようになったこと。(XMEGAでも最大クロック時には2.7Vが下限だった) ※ただし、DAはDBと違ってXOSCHFは無い。  トラ技2021年4月号によると、コア部はレギュレータで別電圧とのこと。今までのシリーズとはコア設計が変わっているようだ。  5V単電源でも動作し、集積度が低く頑丈なMCUが必要な領域というのは存在する。 ...

PSoC メモ

PSoC 関係で面白そうなアプリケーションノートをいくつか。 センサ処理なんかに使おうと思ってIDEをダウンロードし、開発環境と石を触っている。 アプリケーションノートを片っ端から読んでるだけで学習になるけど、その中で面白そうなもの ・FSK 検知  AN2363  http://www.cypress.com/?rID=2735 Bell202互換とある。 パッと見mainでもCPUはほとんど使ってないようだ。 ・FSK 生成  AN67391   http://www.cypress.com/?rID=50238 上記は2006年に公開されたANよりも新しく、今年更新された物のようだ。 ・CW morse decoder  AN2124  http://www.psocdeveloper.com/docs/appnotes/an-mode/detail/an-pointer/an2124/an-file/122.html 自動レート調節付き。ただしソースがver3相当。 CWデコーダの参考になりそう。 PSoC Designer 5.1からCコンパイラも付属するけれど、古いANは以前のバージョンが必要らしくやや敷居が高い。 ところで書き込みに必要なMiniProgを失くしてしまい現在足踏み中。

500円CMOSカメラモジュール[VC0332]を動かしてみた

 aitendoのCMOSカメラモジュール。500円   http://www.aitendo.co.jp/product/2478  USB式なのでピンアサインを確認してみた。  配線は5本。赤と黒はGND。 赤を除いた配線はUSBコネクタ(機器側)標準に準ずるようだ。 ほほう… (XP) ほほほう・・ (7) ドライバレス(UVC対応)で使えます。 安いしマイク付き。 性能的には、画素数は30万画素30fpsを確認。 Skypeに便利そう。 (200万画素はデータシート上のVC0332の対応画素の事で、製品とは関係ないようだ)

方位・加速度センサ内蔵GPSモジュール LS20126を試す

最近Sparkfunで取り扱いを始めた小さなGPSモジュール、LS20126。 http://www.sparkfun.com/commerce/product_info.php?products_id=9838 2010年夏現在、本家でしか扱っていないが、 http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=356 (取り扱ってますね^^) 取り寄せることができたので調べてみた。 2010/07/30更新 <特徴> このモジュールの特徴を挙げると、 ・SiRFStarⅢ内蔵 ・3軸加速度センサ ・電子コンパス ・温度センサ ・消費電流 約33mA 金属ハウジングされたチップセット部の横に、T字状に1センチ角のセラミックアンテナが取り付けられている。 合計8つの端子があるが、表面実装用。 側面にも端子は露出しているため、ハンダ付けは問題なくできた。 Sparkfunではブレイクアウトを用意するとアナウンスされている。 SRAM等のバックアップ電池は内蔵されず、外付けとなる。何も付けないと毎回コールドスタートになるようだ。 この小ささと、2DのHDG(電子コンパス)、そして独自フォーマットでセンサ出力をNMEAと一緒に吐き出してくるというのがポイント。 用途によってはデータロガーがこれ一つで完結してしまうかも。 データシート http://www.sparkfun.com/datasheets/GPS/Modules/LS20126_datasheet%20_V0.4%20-R.pdf <組み立て>   基板の切れ端を加工して、配線を引き出して使用可能にしたところ。  バックアップ電池(キャパシタ)はまだ取り付けていない。  M0 ポジション   アプリケーションノートによれば、デフォルトではM0ポジションでの使用(写真のように立てて使う)が前提なようだ。  コンパスの向き等はコマンドで配置を変更できるようだ <センサ出力> GPSに混じって、PLSRというセンテンスが出力されていた。 方位、磁気、3軸加速度(XYZ)、温度といったデータが出力される。 センサ情報については、更新周期は1Hz。 最大5Hzだが弄る方...

sparkfunのリチウムイオン充電器

sparkfun製 MAX1555を使用したLi-ion/Li-Po電池充電器を使ってみた。 sparkfunのサイト    若松通商のスイッチサイエンス商品棚で見つけて入手。  MAX1555の データシート    売り場やネット店舗で一緒に取り扱うセルはLi-Poだけだが、データシートによると充電はLi-ionでも大丈夫とある。  この充電器はMAX1555の機能に忠実なようだ。  充電時には、USBとDCジャックの二系統を電源として選べる。   ・USB給電だと100mA程度  ・DCジャックだと280mA程度 USBとAC入力が同時に接続された場合、AC側が使われる。  3つあるコネクタは、一つが充電するセル、二つ目が同時使用するシステム向け そして3つ目がDC出力 らしい。 このコネクタを使う機会があまりないため、用意されているピン取り付け穴にXHPコネクタをつけた。  これで携帯から取り出した物や、安価に手に入れたセルを充電することが出来るようになった。  写真の物はどこかの閉店セールで入手していたソニーのHDDプレイヤー用の電池。 8割引とかいう価格だった気がする。 たまに手動1C充電して性能を温存してきた。  ACアダプタを繋ぐと、LEDが赤く光る。  充電が完了すると、トリクル充電に移行するらしい。

参考文献2

太陽電池とEDLCを使ったシステムを作る上で参考になりそうな書籍 太陽電池応用技術  ( 山本 重雄 著 日刊工業新聞社)     現在読んでいる本。 太陽電池+EDLC+蓄電池を使ったハイブリッド電源の解説。 これまで拾い読みした文献は、自動車の回生ブレーキとか、産業用システムみたいな巨大システムの解説ばかりだったが、この本はデジタルガジェットとか、無線センサーノード向けの電源としての話が中心なのでとても参考になる。  今作っているシステムもそんなに間違ってないようで一安心。 でも補助電力としては、リチウムイオン二次電池も組み合わせた方が効率的だろうなあ・・・と、読んでいて思った。  本当はスーパーキャパシタの解説を買うつもりだったんだけど・・・ 流石にお金が足りない。

PSoCを試す

PSoCマイコンスタートアップ(CQ出版) を購入。 3900円でMiniProgとPSoC基板(CY8C21434)がついてくる。   情報が少なくて二の足を踏んでいたけど、この本が出回りだしたので買ってしまった。 GUIでタイマとLEDを設定して、電源入れるだけで本当にLEDチカチカができてしまった・・・。  付属PSoCは静電容量式タッチセンサのためのCapSenseモジュールも使えるそうで、本自体はその解説もしてくれている。   手元にG4Cubeのガワがあり、これをつかってMini-ITXケースを組もうと思っているが、このセンサをつかえば、往年の手を近づけるだけで電源ONが再現できる。(勝手に電源が入る不具合も^^)  後半にPRSPWMのモジュールの解説があって、早く使ってみたい。  うるさくないモーター駆動ができたら嬉しい。 さて読み進めよう・・・。

Open-WRTをFON2200にインストール

FON2200にOpen-WRTを入れてみた記録。  以下の作業は、シリアル端子からFonのブートローダーRedBootにアクセスして行ったものです。 いけにえ :FON2200 母艦    :ノートPC VAIO-typeSZ 2007年モデル   コンソール:TeraTerm 変換器 :今回はArduinoを使用(FT232Rだけ) <Open-WRTってなんぞや> 組み込みLinuxの一種で、Fonのファームウェアや、DD-WRTのソース元。  自分で好きにモジュールを組み込める、らしい。 (opkg形式でインストールができる)  これでシリアル経由でロボットの制御をしようとしてあれこれやろうと画策。結局ルーターとして重宝したっきり。  TFTP鯖 ファームは2009年6月時点のものです。  なぜか本家とのアクセスが悪いので 内容 openwrt-atheros-root.squashfs openwrt-atheros-vmlinux.lzma  <PC側とコンソール上の設定> Fonela開けてシリアルをつなぐ(改造して外にピンソケットが出してある) ボーレートは9600bps PCのipアドレスの設定 ネットでは固定192.168.1.10にする例が多い模様 Fonelaとシリアル通信ができると、まずはRedbootが起動するので ここでCtrl+c Redboot> とプロンプトがでると成功。  PCのシリアルコンソールはDeleteキーの割り当てに注意。 (Backspaceに割り当てておくとLinuxの端末動作と同様の操作が可能)  ip_address -l 192.168.1.2/24 -h 192.168.1.10  アドレスは Fon側 / PC  この設定前にip_address と打ち、Fonelaのip設定を確認しておく。  あまり凝ったipにしておくと、TFTP鯖にアクセスしてくれない。 Fonで初期設定しているipとかぶらないように設定すること。 あとの流れは、フラッシュ上のファームを消去/ロード、書き込み となる。 以下ログ  赤字 が入力したこと   fis init   //フラッシュ消去 About t...