基板を制作する際に、実装効率を上げるために両面基板を使うと、外注しない場合は両面のビアのスルーホール加工(表裏の配線をつなぐため、接続穴をメッキする)に相当する配線をしないといけない。 こういうときは在庫の抵抗の余分な足とか、工作でカットした足を再利用して、両面をつなぐ。(スルーホール用の専用器具があるが高価だ) 頑張って穴を減らしても30~60個通す羽目になると、一つ一つ加工したらかなりめんどうだ。 ということで謎の量産体制をひとつ。 剣山あらわる おわかりいただけただろうか… 1 最低限の品質管理ということで、片側は飛び出す配線の高さを統一しておきたい。 そこで1のような専用の治具を厚紙で作る。 スルーホールしたい穴さえ塞がなければ大丈夫。 2 治具に基板を重ねることで、厚紙の厚さ分裏側に抵抗の足が飛び出す。 3 剣山状態で抵抗をハンダ付け。 真ん中からハンダ付けしていきましょう 4 治具を外して、裏面にもハンダした所。あとは抵抗をニッパで除去する。 一つ一つやっても良いけど、量産体制となるとそれぞれの工程を作ったほうが効率よく作業が進む。 さすがに両面基板を一から作るのはめんどうだなあ… 外注したいです。 番外:こんな基板で宇宙に行ってよかったのかなー(お
kent`s prototyping memorandum