衛星おえかきシリーズ番外編。
いよいよ大詰め。 500Nスラスタを使った軌道変換による金星軌道への投入間近。
6千万キロ彼方はどんな景色なのだろう。
あかつきの姿勢は公式ページによれば、放熱面とセンサーが集中する面が太陽に向かないよう設計されているので、おそらくこんな感じではなかろうかと予想。(CG動画でも同じ姿勢だったような)
リアル志向ですが所詮、見た目の再現なので、本物とは微妙に細部の造形が違います。 艦隊絵ではパネルの向きが微妙に下むいてたりとか。 IKAROSの膜面の配置とか。分かる人はわかると思われる微妙な点。 参考にされるとモロばれという。
話は変わって…
人工衛星って私の中では擬人化というよりも家なんです。
設計時の進行はまんま建築と同じだな、と。 振動試験を耐震と置き換えて、熱設計を高気密高断熱住宅と置き換えれば・・・ほら(なぜか得意げ)
そこにセンサーとか、航法関連の装備、計算機を設置する。 配線の電気工事もある。
最近は住宅のほうが太陽発電とかスマートセンサー、高効率給湯などを導入しはじめているので、住宅の衛星化が進んでいるのではないかと一人妄想してみたり。
住宅に擬人化要素が導入されるかどうかは次世代に期待しておくとして、(最近の文化遺伝学的インフレからすると、すでにちらほらあるような気もしますが) あかつきの活躍には期待ですね。
以上落書きでした。
※どちらかというと私は機械の擬生物化のほうに興味がある人間なので、小惑星帯を気ままに航行する次世代太陽帆探査機の子孫のほうがロマンがありますね
追記。 今回の軌道投入は不発に終わってしまったようですね・・・。 かっこいい探査機なだけにショックです。 惑星間深宇宙の難しさは別のプロジェクトで思い知らされているだけに、言葉がでません。 気の遠くなる年月です…。