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Raspi地上局の改修

屋外にRaspberryPi2のRTL-SDR鯖を設置して2年が経過した。  https://blog.kemushicomputer.com/2016/05/blog-post.html 最近は打ち上げた衛星のためにアンテナ特性を調整し、デコード実験等に使用している。 SDRの運用以外にあまり使っていなかったが、いい機会なのでオーバーホールを兼ねてRaspberry Pi camera (旧版)を搭載した。  地上局の機能といえば、アンテナの監視も重要な機能の1つ。 ということで天頂のみを視野とした。 天板に設けていたガラス窓にカメラモジュールを設置する。 光学窓自体は2013年に製作してからずっと付けてあったが、長らく未使用だったし、ここ2年は熱防御板でふさいでいた。今回は熱防御板も簡素化し、ケースをアルミテープで覆うだけにした。 せっかく野外にカメラを設置するのであれば、やはり天体観測もしたい。 先駆者がいて、 meteotuxという比較明合成(コンポジット法)ソフトウェアがあった。 https://sites.google.com/site/meteotuxpi/home 撮影する時間帯を指定するだけで、数秒間の露出を合成して撮りためてくれる。 (残念ながら開発自体はここ数年止まっている様子)  5分間の合成写真10枚ほどを更に合成したもの。 監視対象であるアンテナが写っている。 アンテナの上の明るい軌跡は春の1等星アークトゥルスだ。  春霞で視界は良くないけれど、東京の空でも3~4等星くらいまでは写っていた。 (番外) SSHアクセスをするときは、movaXtermを使っている。   https://mobaxterm.mobatek.net/ 登録したセッションをクリックするだけで自動ログインしてくれる。 ディレクトリ表示やXサーバー機能があり、リモートGUIもやろうと思えば出来てしまう。 (最初は初期のBash on Windows でアプリケーションをGUI表示させたりしていた)