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12月, 2013の投稿を表示しています

軽量QFHアンテナ v2

2013年最後の製作。 衛星初期捕捉用の430M帯QFHアンテナ。 アンテナの形さえ保てれば支柱構造である必要は無いので、今回は素子の横幅に合わせた円筒を作成して、そこに真鍮ワイヤを巻きつけてみた。 素材は0.5mm厚の樹脂板を接着して作成。  屋外設置のFuncube Dongle pro+ とUSBデバイスサーバー。 タカチの防水ケースを刷新して、同軸とLANコネクタの防水加工をした。 RTL-SDRをRaspberry Piにつないで内蔵したいけれど、まだ手つかず。  ところで、DNEPRで打ち上げられたアマチュア衛星のFuncubeは、ダウンリンクが145MHz帯なので、こっちは145M帯のQFHアンテナを作らないと…(来年に続く)  参考 Quadrifilar helicodial  http://www.jcoppens.com/ant/qfh/calc.en.php

Raspberry Pi と lrzsz

低価格Linuxボードコンピュータ Raspberry Pi を借りたので、少し動かしてみた。  電源ボタンが無いなど、ハードとしてはちょっと癖があるけれど、とりあえず組み込み装置として必要な設定をして、CUIで管理する流れにした。 debian系なのでなんでも入れられる。 500万画素のカメラモジュールを追加で購入し、ドライバのお陰で撮影もすぐに出来た。  ジャンク屋で部品単位にバラバラにされたオフィス用デスクトップマシンを拾い集め、CDブートする程度がやっとだった自分の頃と比べると、初めてRasPiに触れられる世代はきっと実りが多い(はず) バラックで検証するのはなんだか気が乗らないのと、個人的にケースはアクセス性が悪いと思ったので、ハンズで見つけた10cm角のアルミ板に穴を開けて固定した。 ある程度ヒートシンクにもなっている。 スペーサを立てれば保護板も付けられるだろう。  X環境は早々に封印して、まずはSSH経由で環境を整えてみた。 第一歩として、古のファイル転送可能プロトコル zmodemでファイルをやりとりするために、 lrzsz を導入した。 Sambaを建てたりとか、 ネットワークを意識せず、 UART経由でも ファイルのやりとりができて便利だ。 最終的に外に置いて気象観測とか、RTL-SDRをつないで無人受信局をつくったりしてみようと思う。  

ポケットに収まる衛星 ~PocketQube規格~

 最近大量打ち上げが続くCubeSatですが、その中に、PocketQube規格という、CubeSatよりも小さな規格の人工衛星が含まれていました。  PocketQube規格は、CubeSatを提唱した Twiggs教授が策定したもののようです。   http://www.kickstarter.com/projects/pocketqube/want-to-build-a-satellite-but-dont-have-a-nasa-siz CubeSatは10cm角で1U(ユニット)ですが、PocketQubeは 5cm角を1Pとしています。NanoSatに対し、FemtoSatとも呼ばれています。 DNEPRには4機のPocketQube衛星が搭載されましたが、正確には放出機構を内蔵した30cm級の衛星(伊のUnisat-1)から放出されています。 衛星から放出される衛星です。 PocketCubeランチャーを搭載した母衛星 Unisat 5 (イタリア)   http://space.skyrocket.de/doc_sdat/unisat-5.htm ・Wren(ドイツ)    http://www.kickstarter.com/projects/1467273745/wren-fly-a-real-spacecraft-by-yourself   http://space.skyrocket.de/doc_sdat/wren.htm ・Beakersat-1(Eagle 1) (アメリカ )     http://space.skyrocket.de/doc_sdat/beakersat-1.htm ・$50Sat(Eagle 2) (アメリカ)     http://www.50dollarsat.info/     http://space.skyrocket.de/doc_sdat/$50sat.htm ・QubeScout S1 (アメリカ)   http://space.skyrocket.de/doc_sdat/qubescout-s1.htm $50Satは、4x4cmの基板に、PICAXE※が載っていて、各種健康状態をモールス、FSK(RTTY)、GMSKパケットで送信するという