2018/04/12

Raspi地上局の改修

屋外にRaspberryPi2のRTL-SDR鯖を設置して2年が経過した。  https://blog.kemushicomputer.com/2016/05/blog-post.html

最近は打ち上げた衛星のためにアンテナ特性を調整し、デコード実験等に使用している。


SDRの運用以外にあまり使っていなかったが、いい機会なのでオーバーホールを兼ねてRaspberry Pi camera (旧版)を搭載した。
 地上局の機能といえば、アンテナの監視も重要な機能の1つ。 ということで天頂のみを視野とした。 天板に設けていたガラス窓にカメラモジュールを設置する。 光学窓自体は2013年に製作してからずっと付けてあったが、長らく未使用だったし、ここ2年は熱防御板でふさいでいた。今回は熱防御板も簡素化し、ケースをアルミテープで覆うだけにした。

せっかく野外にカメラを設置するのであれば、やはり天体観測もしたい。
先駆者がいて、 meteotuxという比較明合成(コンポジット法)ソフトウェアがあった。
https://sites.google.com/site/meteotuxpi/home
撮影する時間帯を指定するだけで、数秒間の露出を合成して撮りためてくれる。 (残念ながら開発自体はここ数年止まっている様子)


 5分間の合成写真10枚ほどを更に合成したもの。 監視対象であるアンテナが写っている。
アンテナの上の明るい軌跡は春の1等星アークトゥルスだ。
 春霞で視界は良くないけれど、東京の空でも3~4等星くらいまでは写っていた。

(番外)
SSHアクセスをするときは、movaXtermを使っている。
 https://mobaxterm.mobatek.net/

登録したセッションをクリックするだけで自動ログインしてくれる。
ディレクトリ表示やXサーバー機能があり、リモートGUIもやろうと思えば出来てしまう。
(最初は初期のBash on Windows でアプリケーションをGUI表示させたりしていた)

2018/03/28

DG1062Z


ファンクションジェネレーターを導入。
いろいろ悩んだ結果、RigolのDG1062Zにした。
ローエンドだといろいろな選択肢があるけれど、個人的な決め手としては、
・30~40MHz程度の正弦波が出せること(クロックやRF系の動作テストで必要)
・すでに導入してあるDS1054Zと連携できる
・周波数カウンタがついている
というところ。

 AIRSPYにダミーロード経由で接続し、60MHzの信号を見聞きしてみる。

試験信号があると、SDRの癖を見るのにも役立つ。
 AIRSPYでCWモードを見ていると、ウォーターフォールに横線が走り、ノイズのような断続音が入るようことがあった。 これはUSB2.0ポートに接続してサンプルレート10Mspsでみているときに顕著で、USB2.0の帯域をほとんど使ってしまう関係上、おそらく転送時にドロップが発生している。 3.0ポートで使うか(ごく稀にノイズは走る)、2.5Mspsにすると回避できる。


ベンチトップ計測器のタワーもそこそこの信号源、電圧電流源、電源が揃った。 次は無駄に10MHzのGPSDOが欲しくなってくる・・・。
 収めるために段間の棚を外しただ積み上げるだけとなっているため、いろいろ無理がでている。  なんとかしなくては・・・。

2018/02/28

ロケットの港街

  

 内之浦 肝付町への出張の間に撮りためた風景写真を幾つか。  ここでは、地元から飛び立っていったロケットや宇宙機たちの似姿が、日常風景に溶け込んでいた。


 街のすぐ近くにある叶岳は、麓から展望台まで555段の階段が整備されている。 
高所に引き寄せられる習性があるため、オフの日に登ってみることにした。 

 最後のあたりはとても急峻になるので、疲れて足を滑らせないように慎重に登る必要があった。  
日頃の運動不足が祟り、だいぶ心臓にダメージを負いつつ展望台まで登りきると、よい眺めが待っていた。 小さな湾を一望できる。
(展望台のこの雰囲気は、一人だとちょっと眩しすぎる・・・)  



 国民宿舎の裏手、立派な松の防風林を抜けると、簡単に海岸に出られる。 冬ということもあり、散策していた間はほとんど人を見なかった。  寄せては返す波頭の立てるリズムに精神を同調させながら、海岸の終わりまで行って戻って40分ほど。 

  人工光も少ないので、月の無い夜は暗い星までよく見えた。  薄曇りの夜だと、雲が鹿屋市から漏れる灯に照らされているのがわかる。


 砂浜といえばフィールドテストということで、休みの時間には持ち込んだ独立電源モジュールを何度かテストしていた。  砂の上に置いて、海岸に流れ着いたセンサといった物語を思い描きながら、この地で手を離れ、白煙を空に描きながら軌道上へ旅立っていった納品物のことを考えたりしていた。