スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

1月, 2023の投稿を表示しています

新春マクロ撮影テスト

2022年に投稿するのをすっかり忘れていたら2023年になっていた。ということで今年もよろしくおねがいします。 主題としては、手元のマクロ撮影機材を比較する話。デジタル一眼レフとしてK-70を導入して数年になるが、最近ようやく標準ズームレンズ以外のレンズとしてHD PENTAX DA のマクロレンズ 35mmF2.8 Macro Limitedを入手。   マクロ撮影の領域については、Olympus TG-5でほぼ網羅されている。ほぼというのは、手軽さを追求した結果であり、一眼で真面目にマクロ撮影をしてこなかったという背景がある。一眼のキットレンズでも数十センチ離せば基板写真は撮れるので、画質の必要な用途でも棲み分けができていた。   iPhone13proもマクロ撮影が可能だが、こちらは普段あまり使っていないので比較に加えた。 テスト撮影の被写体として、Arduino Dueを使う。適度に大きく、背の高い部品が生えていて、シルク印刷のエッジが出ているので比較には持ってこいだ。 (市場では物凄い値段になってしまっているけれど) 基板全体を撮影する HD DA Macroは端までピントを出すためF8くらいまで絞った。TG-5も画角50mm相当で撮影する。iPhone13proは標準アプリとサードパーティアプリで撮影した。 HD DA Macro 35mm 50mm相当 TG-5 50mm相当  iPhone13pro 26mm (Procamを使用) iPhone13 pro 13mmクロップ状態(標準アプリ 26mm相当)  APS-CサイズだとRAW画像の素性が良いので処理しやすい。ファインダーを覗けばピントも追いこめる。 TG-5は大抵AFで撮影しているが、実はピントが出ていない眠い画像になることが多かった。大画面で見るまで気づくのが遅れやすい。明るければいい写真が取れるし、RAW処理でノイズは目立たないレベルに持っていくことができる。  iPhone13 proはお任せで撮ると、被写体が近ければ超広角13mm 遠ければ広角26mmを使う。Dueの基板全体を写そうとフレーミングを行うと、標準アプリ上では倍率1倍表示でも、13mmカメラをクロップして撮影しており、26mmカメラの画像と比較すると塗りのキツい絵作りになっている。  高画質化のためにセンササイズ拡大を