低価格Linuxボードコンピュータ Raspberry Pi を借りたので、少し動かしてみた。
電源ボタンが無いなど、ハードとしてはちょっと癖があるけれど、とりあえず組み込み装置として必要な設定をして、CUIで管理する流れにした。 debian系なのでなんでも入れられる。 500万画素のカメラモジュールを追加で購入し、ドライバのお陰で撮影もすぐに出来た。
ジャンク屋で部品単位にバラバラにされたオフィス用デスクトップマシンを拾い集め、CDブートする程度がやっとだった自分の頃と比べると、初めてRasPiに触れられる世代はきっと実りが多い(はず)
バラックで検証するのはなんだか気が乗らないのと、個人的にケースはアクセス性が悪いと思ったので、ハンズで見つけた10cm角のアルミ板に穴を開けて固定した。 ある程度ヒートシンクにもなっている。 スペーサを立てれば保護板も付けられるだろう。
X環境は早々に封印して、まずはSSH経由で環境を整えてみた。
第一歩として、古のファイル転送可能プロトコル zmodemでファイルをやりとりするために、lrzszを導入した。 Sambaを建てたりとか、ネットワークを意識せず、UART経由でもファイルのやりとりができて便利だ。
最終的に外に置いて気象観測とか、RTL-SDRをつないで無人受信局をつくったりしてみようと思う。