2013/05/08

宇宙系電子書籍


Kindleで洋書を読む理由は未訳の海外作家のSFを読むことだったけど、半年ほどかけて10冊くらい消化した後、Storeでキーワード「Satellite」などで探してみると、宇宙/工学関係の本が結構見つかることに気付いた。 特にNASAやアメリカ政府が出版するものは、過去のプロジェクト資料、歴史をまとめたかなりボリュームのあるものが多い。

今はNASAのDSN(深宇宙通信ネットワーク)の歴史をまとめた本を読んでいる。

ほとんどが日本の文庫本価格で手に入るのも良い。Kindle買って1年、通勤時間に鍛えたお陰で結構流し読みできるようになってきた。
 (電子ペーパー端末のいいところはかさばらず目が疲れないのと、SNS見に行けないところと、文字サイズを大きくできることだと思う)

CubeSatをDIYするというテーマでも何冊か本が出ている。 著者はSandy Antunesという方。

去年あたりからシリーズ物としてすでに3冊めとなる。

DIY Satellite Platforms

(O'Reilly Mediaのリンク)

Kindle Storeでも購入できるが、O'ReillyMediaで買うとDRMフリーで手に入るとのこと。


主にTubeSat Kitを題材としているが、CubeSatでも応用可能な話が多い。 おすすめはSurviving Orbit the DIY Way。熱真空槽を圧力鍋で自作する方法など、低コストで機器をテストする方法に触れている。 ちゃんとNASAの設計基準に基づいて、CubeSatの大きさで必要十分なテスト方式を解説している。  
プロジェクトサイトのコラムにも内容が載っているので、参考に。
http://projectcalliope.com/

読んでいて、「CanSatのつくりかた」みたいな文章を書いてみたくなってきた。