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DSO QUADのサードパーティ製アプリ

オープンソースなオシロ、DSO Quadを去年の8月に入手した。 出た当初はバグも多かったけど、最近はファームウェアアップデートを繰り返したからか、だいぶ改善したとおもう。 なんだかんだで趣味の作業には使っている。

最近SeedStudioのWikiを回って見つけたのだが、DSO Quad用に書かれたサードパーティのファームウェアがでてきたらしい。
DSO Nanoでは使い勝手を改良したファームウェアというのがあるとは聞いていたけど、Quadではどうだろうか。

そのあたりが書かれた記事


DSO Quad For Dummies


http://neophob.com/2012/03/dso-quad-for-dummies/

そもそも起動時に押すボタンによって4種類までのアプリケーションが切り替えられるらしい。1種類はオシロとしてのアプリで、残り3つが空き状態なのだろう。
一番左端のボタンはUSB経由のブートローダーだが、横の3つはオリジナルのアプリの起動に使われる。 この記事にはMacでアップデートを行うとFlash領域が埋まってヤバイとあるので、窓かLinuxを使うほうがいいみたい。

ためしに何も入れてない状態で切り替えてみると、●ボタンにはなにか入っている・・・。GUIが違う以外は見たところオリジナルと同じファームのようだが… ほかの■と▲2つは何も入っていなかった。(起動ロゴのままブザー音が永遠になり続ける)

せっかくなので上の記事で紹介されていた周波数特性計測とロジアナを入れてみた。 本来のオシロスコープのファームウェアもサードパーティ版があるが、それは本体のスロット1(オリジナルのファーム)を書き換える。
以下2つはオリジナルファームとは違うスロットに格納される。ブートローダーにそのまま放り込んで大丈夫らしい。(どのスロットを使うかはアプリ次第みたいだが)

Essential scrap

周波数特性 http://essentialscrap.com/dsoquad/freq.html  slot4
4chロジアナ http://essentialscrap.com/dsoquad/logic.html slot3

(あの謎のプリセットアプリはロジアナに上書きされてしまった)

CR回路の周波数特性(その場にあった適当な抵抗とコンデンサで)


AquesTalk用のLPF回路の周波数特性を測ってみたくなった。 


ロジアナの画面(テスト信号は9600bpsのUART)



ジョグスイッチで計測もできた。 簡単な確認にはなかなか便利。 機能が増えるとワクワクする。 

ほかにも応用法はいろいろありそう。


2013/12 追記

これとは別のカスタムファームウェアが公開されています。オシロの機能がだいぶ使いやすいです。
https://github.com/gabonator/DS203



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