ありとあらゆる物にタグが付けられ管理される時代が既に来ている。
リーダーはコリジョン検出が可能(アンチコリジョンにも対応してるはずだけど調べないと…)
その要となるRFIDも、タグやリーダー/ライタが工作用として入手しやすくなってきたので、とりよせて試してみた。
試したのは日常でもおなじみのパッシブタグで、読み取る側の電磁誘導磁界を利用するもの。タグに電池が必要ない。
1、 125kHz リーダー
Sparkfunが取り扱うID-12というリーダー ブレイクアウト基板も用意されている。
タグも数種類ある。 千石電商で購入。
利点:ID-12の扱いが簡単(UART/RS232レベル、9600bpsで64bitのカードIDを返すだけ)
欠点:タグを大量に揃えようとするとかなりコストがかかる、コリジョンには対応してない
2、13.56MHz リーダー/ライタ
Aliexpressで見つけた、NXPのMFRC522というチップを使ったリーダ/ライタ基板(お試し用RFIDが2種類)。
Adafruitが扱うリーダ/ライタも興味深い http://adafruit.com/category/55
今回は追加でラミネートされた円形のRFIDタグを40個入手した。
利点: タグ20個12ドル程度で入手できた。
(電子工作用ルートでは突然の1個約3ドルという値段設定なので注意)
(電子工作用ルートでは突然の1個約3ドルという値段設定なので注意)
リーダーはコリジョン検出が可能(アンチコリジョンにも対応してるはずだけど調べないと…)
3、読み取り距離
タグだらけ。 |
読み取り距離を調べたところ、ID-12とカード型タグの組み合わせは最大約60mmだった。
13.56MHzのリーダ/ライタは、カード型タグで約50mm、直径25mmの円形タグで距離30mm程度だった。思ったより短い。
リーダ/タグ共に、出力は置いといて、コイルの大きさが距離に関係している。円形のタグで50mm位でてくれると嬉しい…
なぜ大量に必要なのかというと、RFIDをロボットの行動支援に使うため。
(RFIDローバー過去記事) http://blog.kemushicomputer.com/2011/10/rfid-and-rover.html
広い範囲を走るなら、もうすこし検出範囲が広いと良いかな、と思った。おそらく屋外ではアクティブタグを設置したほうが簡単だと思う。
追記(システム的には簡単、であって、アクティブタグは技適が必要なので注意。お手軽な選択肢は低出力パッシブタグに限定される)
追記(システム的には簡単、であって、アクティブタグは技適が必要なので注意。お手軽な選択肢は低出力パッシブタグに限定される)