Raspberry Pi model A+ を入手。
普通のRaspberry Piを見慣れていると、かなり小さく感じる。性能的には据え置きで、RAMが初代と同じく256MBとなる。
基板としては、B+のピンヘッダ配列と、microSDカードスロットの採用、取り付けネジ穴が四隅についたりして、組み込みやすくなった。電源のレギュレータがDC/DCに変わって高効率化されているため、熱くなることも無いとされる。
IntelのEdisonも出てきたこともあり、性能/消費電力競争では負けてしまっているけれど、時を経てとっつき易くなっている気がする。
すこし嵌ったのは B+と同じく、ネジ穴径がM2.5を想定しているらしく、M3ネジが入らないこと。(個人的に、穴を削ってM3対応にした)
今までのものに比べ、RAMが半分なことと、DC/DCに置き換わったため、消費電力が削減されたとある。
手元の環境で、 無線LANドングル、 あるいはカメラモジュールを接続して動作させてみた時の消費電力ログをとってみた。
カメラモジュールのみを接続したとき
~20 boot, 60~ apt-get update, 70~ apt-get upgrade
無線LANドングルのみを接続したとき
- 待機時 0.65W
- 通信時 1W
USBの無線LANドングルのみを取り付けた時の消費電力履歴。 、何もつけない時に比べ、常時0.2Wほど増加。 60秒あたりから、通信(apt-get update)が発生している最中に、1W程消費している。
以上を踏まえると、18650セル1本のモバイルバッテリ(5Wh)を使ったとすると、
- Wifiドングルなし、待機した場合 約12時間
- Wifiドングルあり、待機した場合 約7.6時間
- 連続撮影、Wifi通信させた場合 約2.5時間
くらいは持ちそう。
持ってないけど、IntelのEdisonで、USBカメラを接続した場合の消費電力と比較してみたい。