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4月, 2010の投稿を表示しています

Interface 2010年 6月号 SH-2A付属基板を試す

Interface6月号 SH2A付属基板を入手。 ・SH72620FPU 最大144MHz RAM1MB ROMはSPIシリアルフラッシュメモリ。 FPU-浮動小数ユニット搭載と聞いて、研究用に確保。  とりあえずボックスコネクタを足に取り付けて、サンプルを動かしているところ。 XPをインストールしたVAIOでビルド後、デバッガを設定しようとしたら、 [HEW2 Win32の例外]というダイアログが出て、強制終了してしまった。 だいぶ悩んだ末、基板で使っているポートをCOM5からCOM1に設定し直したところ、うまく行った。 知り合いはWindows7 64bit環境でも一発で通ったようで、Bluetooth系が干渉しているのかもしれない。 その後デバッグを進めると、ちゃんとLEDが点滅しました。 高性能だけに、LED点滅だけじゃなくて応用に進みたい。 RTOSとか。 目玉機能がLCD制御だが、NTSCの読み込みが可能ということは、画像処理に使えたりするのだろうか。  シリアルを引き出す準備をしてみた  

発電テスト

久しぶりによく晴れたので、サボテンの発電量をチェックしてみた。 直射日光下 3万Lux以上で、パネルを写真の状態に展開した場合 ・無負荷電流:約160mA 上記から、手動で全パネルを太陽と水平にした場合 ・無負荷電流:約250mA  半分のモジュールが太陽を30度ほど指向していないだけでも、かなり出力が落ちていたようだ。 写真1のように、パネルをたたんだ状態では、110mAまで落ちた。 先程の展開状態の差と比べると、意外と低下していない。 10枚のシートはどれも3V、22mAのモジュールなので、 単純に10枚の合計は220mA  同等の出力が得られるということが、実験で裏付けられた。 これにEDLC(100F) をつないだところ、15~20分ほどで満充電になる。 晴れた日の場合、EDLCだけでは、日照時間を6時間と仮定すると、大部分の時間は過充電防止のために充電しない状態となる。かなりのロスだ。  ということで、EDLC→DC-DC→リチウムイオン二次電池 というサイクルが検討要素に上がってきた。 うまく充電できれば、曇が続いても電力管理に余裕が生まれるのかもしれない。 発電パネルのデザインはひとまずFix.

太陽電池の追加

衛星筐体の組み立て 今回は発電量を稼ぐために、真上のスペースにも太陽電池を貼付けた。 顔芸はもう出来ない。 裏面  発電のための配線はこれで完了。 無負荷状態の発電電流は3.8V 約200mA (快晴時)

ゆっくり音声合成ICの組み立て2 ~ MSGゆっくりしていってね。 ~

        組み立てが完了。 全容その一 ACT BRAIN製音声合成IC ATS001Bの組み立てその2。 作ってて気づいたこと: このIC変換基板は、スルーホールが細かくて普通の2.54mmピッチのピンヘッダが通らない。(買う時に気づけ・・・)  手元に丸ピンヘッダがあったので助かった。 最小限の構成とは、フィルタなし、アンプなし状態。 出力はコンデンサを経由してそのまま出している。 これでもイヤフォンなら駆動できる。 シールド部 変換基板を取り外したところ。 配置は適当で、かなり汚い。 プルアップ抵抗は下に直付け。  EEPROMはAtmelの64KBまで、とされている。24LC512を取り付け。  ソケットがもう一つ分空いているのは、フィルタ用の石を置くため。 寝ぼけながら配置したら、発振子を置く隙間が大変なことに^^; シリアル回線は、ジャンパーピン経由で取り外し可能。 二つ付けてあるけど、本来はATS001B側のTXだけ外せば良い。 ソフトウェアシリアルでもいいですね。 PCから制御するときは、ArduinoからAVRを外そう。  <試験動作>  恐る恐る電源を入れると、ちゃんと通信できた。 /SEL端子をHighにすると、強制的に34800bpsで通信。 ジャンパーピンをSPD端子にもつけた。 9600bpsに設定。  送信文字は、コマンド+内容 がメインなので、PCの端末からなにか入れてみる。   MSGゆっくりしていってね //送る文  >pas  //ATS001Bからの返答  向こうからpasと返事が来て、音声が流れたら大丈夫。 ただし、コマンドが正常で、メッセージが間違っててもpasされる。  その声はどう聞いてもアレです。 棒読みも楽しいけど、音声記号というフォーマットにしたがえば、   かなり,よくよう;お/つけることが+できます。  このICはメッセージにひらがなと記号しか受け付けないので、漢字やローマ字は読んでくれません。 あと、文字コードはShiftJISでないといけないので、文字コードを設定できる端末から送らないと、 hng と返事される(コマンドヘッダ異常)。 端末をTeratermに変更し、文字コードをSJISにしたところ治った。 スピーカー

ゆっくり音声合成ICの組み立て1 ~QFPパッケージの取り付け~

ACT BRAIN製音声合成IC ATS001B を組み立てる。   半年前に基板設計した のだが、リセット周りの回路を間違えてて、ICを焼いてしまった。  あまり時間が取れなかったので、もう一つ仕入れたけど放置していた。 やっぱりいろいろ試行錯誤してから回路に組み込む方針に切り替えて、 変換基板を買ってきた。   切手大しかない、 0.5mmピッチのパッケージをはんだづけするにはどうすべきか。  とりあえず漁った方法から、現在のところ失敗無しできているのがこの大雑把な方法。  はんだ吸い取り線、30Wのこて、仕上がりを確認するための適当なルーペ、明るい場所を用意。  まず一箇所のみはんだめっきして、位置合わせをする。 できたらその後、数カ所固定しておく。  一列まるごと、豪快に半田を盛る。 ブリッジ上等。 ただし盛りすぎるとあとで大変なので、パターン面にしっかりはんだが行き渡る程度で大丈夫。 Wの小さい半田ごてだと、はんだを溶かすのに時間がかかるので注意。  はんだ吸い取り線を当て、鏝を横にして吸い取り線に対して接地面積を増やしながら加熱。 スーッと吸い取られるので、適当なタイミングで吸い取り線を離す。 一度加熱され液状になったはんだが、吸い取られる途中で足全体、とくに基板との接点に流れ込んでいることが重要(だと思います^^)   吸い取りは、はんだブリッジを取り除ければ大丈夫。 少量が飛び出していた場合は、その足を小手先で再加熱してはんだを伸ばす。 接地が不安な場合は、多めに残して一足ずつ加熱していくこともある。  写真はヤニをIPAで拭き取った後。 ハンダが足全体に流れた。 光源に透かしたところ。 大丈夫ですね。  すべての辺が終わったら、デジタルマルチメータで足同士がショーとしてないかだけチェックしておきましょう。  なお、吸い取りすぎると、足の接地ができてない場合があるので注意。  以前H8を自作基板に載せた後、I2C配線の半田不良でI2Cの動作がおかくなり、高速転送時だけエラーが発生すると言う難易度の高いバグを生産したことがあります。   I2Cに割り当てた足をすこしずつ再加熱してみた結果治ったのですが、徹夜で原因究明するハメに。 ロジアナ欲しい。   < 周辺回路>  自作基板でArduino用の自作シ

sparkfunのリチウムイオン充電器

sparkfun製 MAX1555を使用したLi-ion/Li-Po電池充電器を使ってみた。 sparkfunのサイト    若松通商のスイッチサイエンス商品棚で見つけて入手。  MAX1555の データシート    売り場やネット店舗で一緒に取り扱うセルはLi-Poだけだが、データシートによると充電はLi-ionでも大丈夫とある。  この充電器はMAX1555の機能に忠実なようだ。  充電時には、USBとDCジャックの二系統を電源として選べる。   ・USB給電だと100mA程度  ・DCジャックだと280mA程度 USBとAC入力が同時に接続された場合、AC側が使われる。  3つあるコネクタは、一つが充電するセル、二つ目が同時使用するシステム向け そして3つ目がDC出力 らしい。 このコネクタを使う機会があまりないため、用意されているピン取り付け穴にXHPコネクタをつけた。  これで携帯から取り出した物や、安価に手に入れたセルを充電することが出来るようになった。  写真の物はどこかの閉店セールで入手していたソニーのHDDプレイヤー用の電池。 8割引とかいう価格だった気がする。 たまに手動1C充電して性能を温存してきた。  ACアダプタを繋ぐと、LEDが赤く光る。  充電が完了すると、トリクル充電に移行するらしい。

【サボテン】太陽電池の結線

 久しぶりにサボテン計画。 忙しかったり投薬治療直前でだるかったりして、かなり放置していた。 さぼてんも不機嫌そうだ。 せっかくなので、園芸用の水受けに移す。  関節痛で寝込んでる間に、エイプリルフール終わってましたね^^・・・。  太陽電池の展開機構を想像したが、まずは太陽電池の結線を済ませよう。  配線を綺麗にまとめたくていろいろ探していたら、千石電商でぴったりなものを見つけた。 LEDリング基板 というらしい http://www.led-paradise.com/product/629?  本来はチップLEDをリング状にまとめる代物。 イレギュラーな使い道だ。   今度は小径のを買って、GX200のリングライトに仕立て上げよう。   嬉しいことにフレーム径にジャストフィット。 配線を綺麗にまとめられた。   太陽電池の接続部。逆流防止用にショットキーダイオードを入れている。 かなりスッキリ。 蛍光灯下 500ルクスでの実験。 EDLCは10Fを使用。  ちゃんと充電が行われている。 といっても、とてもとてもゆっくりとだけれど・・・。

Intuos3 (PTZ-930)を修理してみた

オシロスコープを手にいれるはずが、ジャンク扱いのIntuos3 A4モデルを入手して店を出た。 どういう事なの… (足で部品屋を巡るとよくある事)   PTZ-930 というらしい 型落ちとはいえ、未だに結構な値段で取引されている様子。 無駄に広い。 上で飯が喰える。 突っ伏して眠れる。  けちった分だけ何かがあるのは当然で、ドライバを入れて10分たって異変が起きた。 ブラウザの画面スクロールが暴走しだし、表示サイズが勝手に大きくなったり小さくなったり。  そうした入力の不安定が小康状態を挟んで続発。 いろんな機器を引っこ抜いたがやはりIntuos3が引き起こしていた。  投資は無駄にできないので、 お決まりの分解コース。   こういう固定入力機器が故障するための手順はそんなに多くない。 一応ドライバで認識し、先述のチャタリング状態が起きない間は普通に使えており、システムがIntuos3を見失っていないことから、電源トラブル、 ケーブルの断線の可能性は低い。 おまけにペンタブレットだから、可動部分はショートカットボタンだけ。 故障する確率が低い。 となると基板に異変があると仮定できる。  以前 Bambooが突然死したとき は、USBコネクタ付近の逆流防止ダイオードが導通状態になってわかりやすい故障だったが… 今回はどうなのだろう。 (自分で読み直したらA4サイズが欲しいと書いていた^^)  Intuosでも、内部部品は誘導コイル/制御基板、プラスチックのシート、金属板という構造で統一されていた。   開ける際、スライダーのフラットケーブルがタブレット面から伸びているので、ちぎらないよう注意する必要がある。 一気に開けないのがコツ。                                 異変はすぐさま見つかった。  シートは金属板とコイルの間隙を埋める物なのだろう。 やわらかいプラスチックなのだが、 ところどころ錆が染み付いている。金属板も点々と錆びていた。  製造年月日は2007年で、3年目となるのだろうが、この錆はシートの基板に接する面にまで浮いていた。    基板の錆はスルーホール加工のドットと正確に対応しており、中にはショートと思しき派手な反応跡もある(写真)。基板をチェックすると錆が配線間を覆っている箇所が数カ所見つかった。