カメラを搭載する用途は結構いろいろ存在する。気づいたらそっち系にまで手を出していたので、最近調べた部品や、おもしろそうなパーツをまとめてみる。
用途は衛星(うぐっ)やローバーなどの小型ロボット機(1リットル以下)とする。
JPEGカメラは当然ながら取得できるのはJPEG圧縮画像だけで、撮影間隔も最短で数秒かかる。ほんとに撮影だけなので画像を処理するには向いてない。
http://www.electronics123.com/s.nl/sc.8/category.207684/.f
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CMOSセンサと処理系をつなげて作る
取り込み速度を落とすため、FIFOバッファが必要なことがある。今FIFOバッファメモリを売ってるところは少ないので、FPGAとRAMで同じ事を実現する例も多い。
FIFOメモリ付きCMOSカメラモジュールというのもあった。
http://csun.co.jp/SHOP/2011102801.html
OV7670や7725などにAverLogic社のAL422Bがついている。380kBなので、解像度がVGAだったらRAWフォーマットで一枚収まるかどうかというところ。
http://csun.co.jp/SHOP/2011102801.html
OV7670や7725などにAverLogic社のAL422Bがついている。380kBなので、解像度がVGAだったらRAWフォーマットで一枚収まるかどうかというところ。
FIFOさえ付けば、あとはゆっくり取り込んでいってね、ということで、無理のない所ではSTM32でfsmcバスを使うとか、撮影だけならCortex-M0で省電力にとか。
CMUcam3
FIFOバッファを使ったオープンソースの画像認識モジュールで有名なのがCMUcam3。(らしい)
FIFOバッファを使ったオープンソースの画像認識モジュールで有名なのがCMUcam3。(らしい)
センサはちょっと古めだけど、ARM7TDMIコアのLPC2106(48ピン 64kRAM 60MHz)とAL440が付いている。色々と画像処理が行える様子。サーボ端子もあるので、このままボールを追うロボットが作れる。 ちょっと古いのと高いのが難点。
(ちなみにCMUcam1,2はSXマイコンをセンサに直結してクロックの力技で画像認識してるのでこれもまた面白い)
Cortexになってからは足の数とクロックなどのCPU周りの規模がだいぶ住み分けが進んでいるけど、ARM7なLPC2106はこの用途に丁度よい規模&性能な気がした。
(LPC2000シリーズというと日本では09年の付属基板が有名だけど、あれはでかすぎる・・・)