2011/12/06

FemtoCube解剖


MTMで製作完成したハードウェアのBBM。期間中に見てくれた方はありがとうございました。

ここではその全体像を紹介。
衛星システム
人工衛星として必要な機能は、3つの基板が担っている。
・太陽電池基板(SAP)
・電源、バッテリ基板(PCU)
・通信機/マイコン/センサ基板(C&DH)

そして、今回のミッション機器がこちら。
ATP3010F4基板
会場で販売されていたAquesTalk picoを組み込んだ音声合成基板。これによりボイステレメトリを実現。
平面に並べたところ
専用基板を作りたくなりますね。多分太陽電池を除けば、一枚に収まるはず。

FMトランスミッタとカラーセンサ部の接写。黒い配線がアンテナ。
電波出力は微弱無線となるように、0.5mW出力+アッテネータ回路なので、直ぐ圏外になります。

このサイズなので、今のところアップリンクは無し。
電力状況に応じて動作モードを変える方針。

トランスミッタは2chあるので、片方をAFSKパケット、もう片方をAquesTalk picoの出力に割り当て。


カオスな裏面
 電源部分については、後ほど別記事としてまとめます。
LTづくし
 次記事に動画を載せました。