流行から2年おくれの端末更新。
4年使ってたHT-03Aと、新規購入したXperia Ray(2011年モデル)
Android端末第一世代のHT-03A。ほとんど通話でしか使っていなかったので、更新するきっかけが無いまま4年間運用してきた。 だいぶ前からマーケットへのアクセスも弾かれるAndroid1.6機であり、ライフサイクルの尽きた生きた化石。 今や珍しい3.2インチ画面の機種。
いろいろと候補を探した結果、ネットでXperia Rayの白ロムを購入。
2011年モデルということもあり、新品で1万円台で入手できる。
選択理由は小さかったからに尽きるけれど、枯れたグローバルモデルであるこの機種は、今でも必要十分な性能を提供してくれる。 嬉しい誤算としては、HT-03Aよりも薄くて軽かったこと。
arcとくらべて画面が小型化されたが、その副作用としてギリギリRetina解像度に近い。 これを見た後にハーフVGAの画面を見てしまうと違和感がすごい。
HT-03Aのハードウェアキーとトラックボールは冬には意外と快適だったけど、通話ボタンは誤動作による誤発信を度々引き起こしていた。これからはそれも無くなる…
色々と設定していて、Android端末の進化の方向性を振り返ることになった。
Xperiaの2011年モデルは、1GHzシングルコア、512MBのメモリという構成だが、それでもアップデートできて、最新のアプリも動かせる。(ゲームはしないし、やめといたほうがよさそう) 必要十分という観点では、2年という歳月は考えていたほど質的に大きな差とはならなかったらしい(当社比)。
スマートフォンの性能進化はコア数、RAMサイズ、GPU性能、画面解像度の増加という倍々ゲームを行なっているが、性能強化面での物量的な伸び代は、すでに使い果たしつつあるような気がする。 コモディティ化も激しく、低性能の代名詞だった中華タブレットが、大量生産される部品を使用して大手と遜色のない性能に達していたりする。(面倒は多いけど)
カメラも実用的になった。(色はだいぶ濃い目にでるのと、逆光で白くぼやけ気味になるが)
鞄に収めていたコンパクトデジカメを退役させられそうだ。