2010/02/08

太陽電池試験運用


太陽電池をつなげてスーパーキャパシタを充電する実験。

510円のPowerFilm太陽電池を4枚並列につなぎ、特性を調べた。


 直射日光下
  MAX output  6V、100mA
  ただし逆流電流防止に適当なダイオードを介すと、60mA程度になってしまう。

   直接陽があたる場合は、太陽電池による電子機器の直接駆動が可能なレベルの出力がある。

< スーパーキャパシタ>
 秋月電子の2.5V 100F品を使う。 ものすごい容量だ。 1000F級のコンデンサもあったが、値段が1万円を超える領域となってしまうのでパス。

 充電は逆流防止ダイオードを介して接続し、キャパシタの電圧をマルチメータで測定しつつ耐圧を超えないようにする。 耐圧を考えると、太陽電池の電圧は高すぎるかもしれない。といっても太陽電池の出力からして急速に充電されるわけでもないのでそんなに焦ることはないようだ。
 キャパシタはすこしでも電流電圧があれば電気を蓄えてくれる。

<放電>
 こうして太陽電池により2時間ほどかけて充電されたスーパーキャパシタを、たまたまあったワンダースワンに接続して、何時間動き続けるか試した。
ワンダースワン(初代)は電池の持ちの良さで有名だ。 0.3Wの機器で果たしてどれくらい動くのか。

結果 2時間程 動いていた (残電圧0.8V)

現状では特に問題なさそうだ。あとは超低電圧DC-DCを介せば、もっとうごくかもしれない。