2010/06/09

秋月USBオーディオモジュール のケース

 プラスチックのケースに入れて数年使っていた、秋月USBオーディオモジュールが熱暴走するようになったので、新しい基板とアルミケースで見栄えのあるアンプを製作してみた。
 薄型アルミケースを加工。 ヘッドホンジャックを装備。(排他利用じゃないけれど・・・)

秋月USBオーディオモジュール
 このモジュールは秋月電子で入手できる出物な基板。 安くなったときに3つ買っておいた。
Apple製の外付けアンプ基板らしい。USBで全てをまかなおうとしており、昇圧レギュレータの熱がハンパない。 それを取り外し、直接外部からアンプの電源をとることで多少は熱が収まる。 多少。
 タカチのプラスチックケースだとダメだったようだ。

D級ICは TRIPATHのデジタルアンプ TA1101Bが載っている。
いろんな方がこのモジュールで遊んでいる様子。 700円で買えるのに、音質は市販アンプと引けを取らない。以前製作したLA4902を使った10W級アンプよりも駆動力がある。
(なにせ林檎の設計。G4シリーズのロジックボードには全部この系列のD級アンプが載っている) 

どちらにせよ借りアパートで最大音量出して聞くことはないので、コストパフォーマンスは絶大だ。


  中身。 配線の適当さが垣間見えますね。 気にしない気にしない・・・
  USB端子の固定だけちょっと工夫を要した。 力がかかるので、基板にハンダ付け後、シャーシにネジ止めしてある。 今回は前回の反省を生かし、固定にホットボンドは一切使用していない。

このアンプに適役と思われるApple Pro Speakers
 自作スピーカーが乾燥中なため、いまは拾ってきたApple Pro Speakersをつなげている。  もしかして現役時代にはこの組み合わせだったのではないだろうか。
 音は申し分ない。  イヤホンジャックが排他利用じゃなかったところが少々残念で、このままだとどちらからも音が出てくる。そこまで改造するかどうかは未定。