2012/05/17

rtl-sdr その2

rtl-sdrを受信用に幾つか小改造を施した。
もともとあったコネクタと余計なパーツの除去を行う。
コネクタは日本ではあまりお目にかけないIEC型?(PALコネクタ)というもの。出品者がIEC-F変換コネクタを付属しきたけれど、敢えて取り外してみた。

RFコネクタはベタGND相手で手ごわかったが、90Wはんだこてで少しずつ吸い取り、最後は足をニッパで切り取りながら取り外した。受信部の表面実装品が熱で外れはじめたりして危なっかしい箇所が何度かあった。

ついでに基板の前の部分もカットしているけど、SMA-BNC変換コネクタを挟んでも特に干渉しなかったので実は切らなくてよかった…。そこにケースの固定穴があったのでちょと痛い点。 

基板用SMAコネクタに交換して、眩しいLEDと赤外線受光部を取り外した
なんとなくFCDっぽさが増してきたと思う。USB延長ケーブルを使わないとPCのノイズを拾いがちなのもFCDに似ている。ただし発熱は多い。
現実的には、小型衛星追尾だったら確実にFCDの方が必要十分な機能を備えている。 帯域も96kspsあれば、周波数は既知だから十分。
それを言うとDJ-X11でも20kHz程度あるから十分だという話になってくる…。 rtlが面白いのは3.2Msps出るという部分だろうか。 入手した方の情報を検索すると、簡易ソフトウェアGPSの試みなどを発見できる。 簡易広帯域スペアナと思えば破格の安さですね。

Atom機でサンプルプログラムが動かなかった件は、ウォーターフォール/スペアナブロックを片方だけにして、再生帯域を1Mspsに落とすとフリーズせず動くようになった。  

ソフトウェア側はもうちょっと慣れないとだめだなあ…