SparkfunのμLog 超小型データロガー が届いた。スイッチサイエンスで購入したもので、
写真では100mAhのリチウムポリマー電池とセットにしている。
10円玉サイズの基板だが、3chのA/D変換値を各50Hz周期で2時間記録できる。
中身はATinyマイコンと16MbitのSPIフラッシュメモリで構成されているようだ。
3chのアナログ入力、センサ用電源のほかに、データを吸い出すためのシリアル線がある。
SPI接続用の端子っぽいものが見えるけれど、これはICSP端子かな。
加工
この基板と加速度センサを組み合わせ、リチウム充電池と一緒にタカチの小さいケースに収めた。
穴はJPEGカメラのハウジングに使っていた名残で、蓋を開けずにスイッチが入れられて便利なのでそのまま使うことにした。
中身。 部品は両面テープで留めてある。
使用した加速度センサはSparkfunのADXL193モジュール
±250G ! もの範囲を誇る。 動作電圧が3.5V~6Vなので、
今回は3.3Vしか用いないためにちょっと不安だ。ぶん投げて叩きつけても振りきれそうにないが、 逆に細かい加速度は見えないことに注意しよう。
μLogには3chあるので、3.3V駆動の三軸加速度センサをつなぐのが理想的なようだ。
どうして250Gかって? モデルロケットの加速度や、ロボット落下時の衝撃を測りたいのです。
そのまえにどんなデータがとれるか、へその緒無しで自由に測ってみたかったので。
そのまえにどんなデータがとれるか、へその緒無しで自由に測ってみたかったので。
充電はリチウムポリマー電池の元々の端子を流用。 μLog用の電源は同じ配線からバイパスしている。
データ読み出し時。 GNDはリチウムポリマー電池のGNDから取るのでとことん配線省略
接続は38400bpsで、コマンドは"r"、"e" のみ。
r はReadのrで、フラッシュメモリのデータをすべて吐き出す。
eは消去で、消去中はLEDが点滅する。 終わると消える。
完成したところでケースごと床に投げたり、コンクリの地面に投げつけたりしてみたものの、値が振りきれることすら無かった。 このシステムだと電圧がアレなので、今度は正確なgを測れるように5Vを与えて実験しよう。